リュックの雨用カバーとは
リュックの雨用カバー(ザックカバー、レインカバー、パックカバーとも呼ばれます)は、雨が降ったときにリュックサックやバックパックの中に雨水が進入するのを防ぐための防水カバーです。急な雨からリュックを守ってくれる重要なアイテムで、非常に小さく収納できるため、持ち運ぶ負担になりません。
リュックを使用する際、傘をさしていても背中側のリュックは濡れてしまうことがよくあります。そのような場合でも、専用のポーチから取り出してリュックを覆うだけのシンプルな構造なので、いつでもどこでもサッとカバーをかけられます。パソコンや書類などの濡れてはいけない大切な仕事道具を雨から守るために、多くの人に活用されています。
リュックの雨用カバーが必要な理由
リュックの雨用カバーが必要とされる理由は、リュック自体の防水性能だけでは十分ではないからです。一般的なリュックは撥水加工が施されていますが、これは「防水」ではありません。撥水機能付きのリュックは素材表面に加工が施されており、雨や水滴を弾く特徴があります。しかし、撥水機能でも小雨や短時間の水濡れには対応できますが、長時間水にさらされると浸水する可能性があります。
雨の中でリュックカバーがないと、短時間の雨でもリュック自体がべちゃべちゃに濡れることになります。そうなるとリュックの外側が濡れ、やがて内部に雨が徐々に染み込む可能性があります。また、多量の水分を吸ったリュックは重量が増え、歩行の負担も増します。
リュックカバーで使っていれば、短時間の雨ならほぼリュックは濡れず、長時間の激しい雨だとリュック背面(背中側)は濡れるものの、外側は濡れ移りで湿っぽくなる程度にとどまります。
リュック用レインカバーの主な機能と特徴
高い防水性能
リュック用レインカバーに最も求められるのは防水性です。高い耐水圧やはっ水加工など、防水対策がしっかりされているかが重要なポイントになります。耐水圧が高いほど、より激しい雨に対応できます。例えば、耐水圧約2,000mm以上のものは、急な雨でもリュックの中身をしっかり守ります。
水抜け穴の配置
リュックカバーの底辺に配置されている「水抜け穴」は、リュックカバーの内部に入り込んだ雨を外に排出する役割があります。この水抜け穴から雨が抜けることで、カバー内部にたまった雨でリュックが濡れるのを防ぎます。水抜け穴がないと、隙間からカバーの中に入った雨水が溜まり、リュックが濡れてしまいます。自然に雨水が排出されるよう、水抜け穴があるものを選ぶことが大切です。
固定機能
リュックカバーのトップに配置された「フック付きループ」はリュック上部の持ち手に固定することで、リュックカバーのずれを防ぎ上部からの雨に侵入を軽減してくれます。固定ストラップとドローコードを備えたものは、リュックに合わせてしっかり固定できます。
反射機能
多くのリュック用レインカバーには反射機能が備わっています。上下のテープとロゴの部分は、光を反射する仕様になっています。雨で暗い日や夜間には、車のライトを反射して光らせて、ドライバーへあなたの存在をしっかり伝えます。
速乾性
高品質なリュック用レインカバーは、通常の生地の3~5倍の速乾性があります。濡れてしまった場合でも乾くのが早いというメリットがあります。
防汚機能
汚れが付きにくいということも大きなメリットです。雨が降っている中での登山や自転車走行ではリュックに泥が跳ねてしまいがちですが、防汚機能が汚れを弾き、生地に汚れが染み込むのを防いでくれます。
リュック用レインカバーを選ぶときのポイント
耐水圧をチェック
リュック用レインカバーを選ぶ際には、まず耐水圧をチェックしましょう。耐水圧が高いほど、より激しい雨に対応できます。本格的な登山で使う場合は、2,000mm以上の耐水圧があるものがおすすめです。
水抜け穴の有無
水抜け穴があるかどうかは非常に重要です。低価格な商品は水抜け穴がない傾向があるため、特に本格的な登山で使うなら、アウトドアブランドの商品がおすすめです。
素材の質
肌触りがよく、非常に軽く防水性に優れた素材を使用しているものが良いでしょう。耐久性の高いナイロンにポリウレタンのコーティングをしたものは、防水効果が高く長く使用できます。
コンパクト性
リュック用レインカバーは、使用しないときはコンパクトに折りたためるものを選びましょう。リュックの中に常備しておけば、急な雨でも大丈夫です。
着脱の簡単さ
レインカバーを使うメリットは、着脱が簡単なことです。雨が降ったらリュックからサッと取り出して装着し、雨が上がったらレインカバーをひっぱって取り外せば良いシンプル設計のため、初心者でも簡単に取り扱いができます。
人気のリュック用レインカバー製品
SIMCLEARオリジナルレインカバー
SIMCLEARのリュック用レインカバーは、高い防水性があり、大切な荷物を雨から守ります。コンパクトに折りたためるので、リュックの中に常備しておけば、急な雨でも対応できます。
このレインカバーの特徴は、夜間でも安心のリフレクター付きという点です。上下のテープとロゴの部分は、光を反射する仕様になっており、雨で暗い日や夜間には、車のライトを反射して光らせて、ドライバーへあなたの存在をしっかり伝えます。専用のポーチから出してリュックを覆うだけのシンプルな構造なので、いつでもどこでもサッとカバーをかけられます。
コロンビアのリュックカバー
コロンビアのリュックカバーは、オムニシールド機能が搭載されています。その特徴は雨や汚れを効果的に弾くことです。さらに、通常の生地の3~5倍の速乾性があり、濡れてしまった場合でも乾くのが早いというメリットがあります。
本体と一体になったスタッフバッグが付属しており、コンパクトに持ち運べるのも魅力的です。汚れが付きにくいということも大きなメリットで、雨が降っている中での登山や自転車走行ではリュックに泥が跳ねてしまいがちですが、オムニシールドの防汚機能が汚れを弾き、生地に汚れが染み込むのを防いでくれます。
リュックカバーのボトムには水抜け穴があり、リュックカバーの内部に入り込んだ雨を外に排出する役割を果たします。この水抜け穴から雨が抜けることで、カバー内部にたまった雨でリュックが濡れるのを防ぎます。リュックカバーを外した時に雨が流れ落ちてくる心配もありません。
リュックカバーのトップに配置されたフック付きループはリュック上部の持ち手に固定することで、リュックカバーのずれを防ぎ上部からの雨に侵入を軽減してくれます。
モンベルのザックカバー
モンベルのザックカバーは、肌触りがよく、非常に軽く防水性に優れた素材「T-COVER TEX」を使用しています。リーズナブルな価格でコストパフォーマンスがいいザックカバーとして知られています。
このザックカバーのメリットは、ザックが濡れにくく、ザックの中の濡れを最小限に止めることができるという点です。見通しが悪い天候の場合、視認性がいいザックカバーであれば存在を強調できます。スタッフサックで防水するよりも簡単でコストが低いのも特徴です。
高耐水圧レインカバー
耐水圧約2,000mmの30Dウルトラシルシリコナイズドコーデュラを採用したレインカバーは、急な雨でもリュックの中身をしっかり守ります。縫い目をなくすことで防水性を高めており、雨の日の登山にも安心して臨めます。
縫い目を密封処理しており、激しい雨でもリュックの中身をしっかりと守ってくれるでしょう。反射ロゴが配されているため、夜間の視認性が高いのもポイントです。
リュック用レインカバーの使い方のコツ
常にリュックに備えておく
リュック用レインカバーは、コンパクトに折りたためるので、リュックの中に常備しておくことをおすすめします。そうすることで、急な雨が降ってきた時にすぐに対応できます。
正しく装着する
レインカバーを使う際は、リュックからサッと取り出して装着します。フック付きループがある場合は、リュック上部の持ち手に固定することで、ずれを防ぎます。ドローコードがある場合は、しっかり締めて固定しましょう。
雨が上がったら外す
雨が上がったら、レインカバーをひっぱって取り外します。シンプル設計のため、初心者でも簡単に取り扱いができます。
定期的なメンテナンス
使用後は、レインカバーをしっかり乾かしてから収納しましょう。高い速乾性があるため、乾くのが早いというメリットがあります。汚れが付いた場合は、軽く拭き取ることで、生地に汚れが染み込むのを防ぐことができます。
リュック用レインカバーのメリット
リュック用レインカバーを使用することで、以下のようなメリットが得られます。
着脱が簡単:雨が降ったらリュックからサッと取り出して装着し、雨が上がったらレインカバーをひっぱって取り外せば良いシンプル設計のため、初心者でも簡単に取り扱いができます。
安価に手に入る:簡単にできるうえ安価に手に入るため、汚れたり破れたりしたら取り替えやすいのもメリットです。
登山中の手間が少ない:登山中にわざわざリュックを下ろして、レインカバーをかける必要がないのも魅力です。
視認性の向上:反射機能が備わっているため、夜間の視認性が高く、ドライバーへあなたの存在をしっかり伝えることができます。
リュックの中身を守る:パソコンや書類などの濡れてはいけない大切な仕事道具を雨から守ることができます。
リュック用レインカバーと他の防水方法の比較
リュックを雨から守る方法は、レインカバーだけではありません。防水機能付きのリュックを選ぶという方法もあります。
防水機能付きのリュックは、水を通さない素材や加工が施されており、小雨や短時間の水濡れであれば浸水することはありません。ただし、縫い目やファスナー部分から水が浸入する可能性があります。縫い目やファスナーにも防水処理が施されているものを完全防水と言い、豪雨や水中でもリュックの中身が濡れることはありません。
一方、撥水機能付きのリュックは、素材表面に加工が施されており、雨や水滴を弾く特徴があります。撥水機能でも小雨や短時間の水濡れには対応できますが、長時間水にさらされると浸水する可能性があります。ただし、日常使いや軽い雨の日であれば浸水の心配なく使用でき、防水機能付きのリュックに比べて軽量で通気性も良い場合が多いです。
レインカバーは、着脱が簡単で安価に手に入るため、汚れたり破れたりしたら取り替えやすいのが特徴です。防水機能付きのリュックと比べて、より柔軟に対応できるという利点があります。
リュック用レインカバーを選ぶ際の注意点
100%の防水は期待しない
リュック用レインカバーは、雨が降ったときにリュックを濡れにくくすることができますが、100%雨の進入を防いでくれるわけではありません。特に長時間の激しい雨の場合、リュック背面(背中側)は濡れる可能性があります。
サイズ選びが重要
リュック用レインカバーは、リュックのサイズに合わせて選ぶ必要があります。サイズが合わないと、防水性能が低下する可能性があります。
定期的な交換
リュック用レインカバーは、使用を重ねるにつれて劣化します。防水性能が低下したら、新しいものに交換することをおすすめします。
まとめ
リュック用レインカバーは、雨からリュックの中身を守ってくれる重要なアイテムです。高い防水性能、水抜け穴、固定機能、反射機能など、様々な機能が備わっています。着脱が簡単で安価に手に入るため、多くの人に活用されています。リュックを使用する際には、リュック用レインカバーを常備しておくことで、急な雨にも対応できます。自分のリュックのサイズや使用目的に合わせて、最適なレインカバーを選びましょう。
急な雨でもリュックを守る!レインカバーの選び方をまとめました
リュックの雨用カバーは、雨からリュックの中身を守ってくれる重要なアイテムです。リュック自体の防水性能だけでは十分ではないため、レインカバーを使用することで、より確実に中身を守ることができます。高い防水性能、水抜け穴、固定機能、反射機能など、様々な機能が備わっているレインカバーを選ぶことが大切です。着脱が簡単で安価に手に入るため、汚れたり破れたりしたら取り替えやすいのも魅力です。登山やアウトドア活動、日常の通勤・通学など、様々なシーンで活用できるリュック用レインカバーは、リュックを使用する人にとって欠かせないアイテムといえるでしょう。


